OpenInkpot 0.3インストールガイド
警告: 0.3 はまだリリースされていません。このマニュアルの対象はプレリリースとスナップショットです。
サポートするハードウェア
- v3 64mb (v3)および512mb (v3ext)モデル
- Hanvon N510
- Hanvon N516
どの機器かを判定する方法
Hanlin V3は以下のような外観です(ロゴやキーのラベルは異なっている場合があります):
この機器にはV3 (内蔵メモリ64mb) およびV3ext (内蔵メモリ512mb)という二つのバリエーションがあります。最近の機器はV3extなので、2008年初期に買ったものでないかぎりV3extです。
わからない場合は、PCに接続してマスストレージとして見えるディスクの容量を調べて下さい。V3なら9mb、V3extなら500mb程度です。
Hanvon N510/N516は以下のような外観です(これもロゴやキーのラベルは異なっている場合があります):
N510/N516には知られているかぎりバリエーションはありません。
Hanlin v3およびv3ext
注意: このバージョンに更新すると電子ブック用の内蔵ストレージが再フォーマットされるので、あらかじめバックアップして下さい。最初のブート時にはフォーマットに最大10分かかります。出荷時ファームウェアに戻すにはパーティションを元のフォーマットに戻す必要があります(フラッシュ書き込み後に機器をPCに接続してディスクをFATでフォーマットして下さい)。
インストール方法は二通りあります。
ファームウェアのフラッシュ書き込み
この方法では出荷時ファームウェアがOpenInkpotで完全に上書きされます。OpenInkpotに全面的に乗り換えて出荷時ファームウェアを使わない場合にこの方法を使って下さい。この方法は出荷時ファームウェアを書き戻す際にも使えます。
- ファームウェアファイルをダウンロードする (上記の方法で判定してV3なら"v3-install"、V3extなら"v3ext-install")。
- V3update.binファイルを展開する。
- そのファイルをSDカードのルートディレクトリに置く。FAT16の普通のSDカードを使って下さい(SDHC, MMC, FAT32は不可)。ブートローダは先頭1Gbしか参照できないので、1Gb以下の容量のカードを使うか、フォーマットするなどの方法で先頭の1Gbにファイル全体が格納されるようにして下さい。
- カードを機器に挿入する。
- 機器の右側の+ボタンを押しつづける。
- リブート(機器の裏の小さな穴の中のボタンをピンなどのとがったもので押す)または電源オン(電源オフ時に電源ボタンを押す)。
- 音が鳴ったら+ボタンを離す。
- 画面の指示に従う。
- ファイルが見つからないなど問題は、上記の制約が原因である場合がほとんどです。よく確認して下さい。ファイル名も確認して下さい("V3update.bin"である必要があります)。
最初のブートはストレージの再フォーマットとfontconfigキャッシュの生成のため長時間(3-4分)かかることがありますが、これは正常です。以後のリブートはずっと早く終わります。
OI-on-SD (ライブ)
この方法では出荷時ファームウェアからOpenInkpotをブートします。変更はSDカード上のファイルに保存されます。この方法はOpenInkpotを試用する場合や、何らかの理由で出荷時ファームウェアを使う必要がある場合に使って下さい。この方法には自明な制約があります: OpenInkpotの実行中はSDカードを抜けません。また、フラッシュに書き込んだバージョンと比べて今のところOpenInkpotの動作がやや不安定になります。
- ファームウェアファイルをダウンロードする (64mb・512mb版で共通)。
- SDカードに展開する。
- SDカードを挿入してboot-OI-v3.exeファイルを実行する。
作業中に加えた変更(ファイルの履歴、ディレクトリ上の現在位置)はopeninkpotディレクトリのroot.fsファイルに保存されます。同じイメージを他の機器で使うこともできます。
最初のブートはfontconfigキャッシュの生成のため長時間(3-4分)かかることがあります。
Hanvon N510/N516
注意: 出荷時ファームウェアを復元する方法はまだ見つかっていません。
初回インストール
OpenInkpotがプレインストールされた"Azboka N516"を Azbookaから買うのが、N510/N516にOpenInkpotを入れるもっとも簡単な方法です。
他のファームウェアを搭載したN510/N516を持っている場合は、以下のようにして下さい:
- Windows搭載のPCを用意する (イヤな話ですが、N510/N516用のLinux上のUSBbootクライアントがまだ動いていないためです。幸い以後の更新はN510/N516だけでできます)。
- flashimageファームウェアをダウンロードして展開する。
- 中のREADMEに従って作業を行なう。
フラッシュ書き込み後の最初のブートはfontconfigキャッシュの生成のため長時間かかることがありますが、これは正常です。以後のリブートはずっと早く終わります。
更新
この方法はN510/N516にすでにOpenInkpotがインストールされている場合のみ有効です。初回のフラッシュ書き込みについては前の節を参照して下さい。
- updateまたはreinstallファームウェアをダウンロードする (updateはカーネルとユーザスペースのみを更新します。reinstallはブートローダやユーザ領域を含めて全体を更新し、設定や保存された履歴やファイルの参照位置などもすべて消去されます)。
- アーカイブを展開して.oifwファイルをSDカードのルートに置く。
- SDカードを機器に挿す。
- 機器の電源を切って入れ直す。
- press any key to start updateという文が画面に出たら、何かキーを押す。古いブートローダを搭載したAzbooka N516でこの文が出ない場合は、ブート時に青いLEDが点滅している間に"menu"キーを押す必要があります。見落としやすいので注意して下さい。
- 更新メニューが表示される
- SDカードに入れたファームウェアに対応するボタンを押す。
- フラッシュ書き込みが終わるまで(数分)待つ
更新の前にバッテリーを充電しておいてください。ブートローダの書き込みの途中で電源が切れると、機器の復旧のために"初回インストール"を行なう必要があります。
最初のブートはfontconfigキャッシュの生成のため長時間かかることがありますが、これは正常です。以後のリブートはずっと早く終わります。



